COMPANY 会社情報

業界の当たり前を、
疑い続けてきた会社です。

治具屋は、既存のお客様を大切に守っていればいい。
そう言われてきた業界で、野口製作所はずっと逆のことをしてきました。

治具づくり、という仕事で、
日本のものづくりを支えて
行きたい——。

大きなメーカーの商品も、川上をたどると野口製作所の治具が関わっていることが多くあります。
私たちが治具を納めなければ、メーカーのラインが止まってしまう。けれど、その治具自体は世に出ません。
とても地味な仕事です。
しかし、道を走る車を見るたび、空を飛ぶ飛行機を見るたび、スマートフォンを手にするたび、パソコンに向かうたび、
わたしたちが作った治具を介して出来上がったんだ、とワクワクするのです。


野口製作所が今もこの仕事を続け、
若い世代に引き継いでいくことは、日本のものづくりを未来につなげる架け橋を作っていることなのだ、と。
それの思いこそが、今の野口製作所を突き動かしている、一番大きな力です。
今は、「日本一の治具屋」を目指すため、尽力しています。


大きな夢を掲げるだけでなく、それを実現させるため、社員とともに、日々精進してまいります。

代表取締役 野口 陽一郎

代表取締役 野口 陽一郎

野口製作所、いまの姿。

70年
創業
約30名
従業員数
32歳
平均年齢
150社以上
取引先
2週間
納期目標

業界の「当たり前」を
一つずつ、変えてきました。

治具業界には、長年変わらない慣習があります。野口製作所は、それを一つずつ疑い、自分たちの答えを出してきました。

01

「守る営業」から「攻める営業」へ

既存取引先を守るだけでなく、常に外へ出て新しいお客様の課題を聞いて回る。その繰り返しで取引先150社以上を築いてきました。

治具屋の多くは、既存の取引先数社と長く付き合い安定を保つビジネスモデルです。新規顧客を開拓する必要がないため、外に出ない。それが業界の慣習でした。野口製作所は違いました。「暇になったら心配になる」という感覚で、常に新しいお客様のもとへ足を運び、どんな課題があるかを聞いて回りました。その結果が、今の150社以上という取引先数に表れています。

02

「作る会社」から「提案する会社」へ

他社の治具や現場を徹底的に見て回り、研究し続けてきました。その積み重ねが、「抽象的な問いに対しても答えを出せる力」になっています。

治具屋の仕事は、図面を受け取って作ること。それが常識でした。しかし野口製作所は、「この製品に合う治具を考えてほしい」という抽象的な相談に、正面から答えてきました。先代の頃から続く習慣があります。知り合って間もないメッキ屋さんに飛び込み、どんな治具を使っているかを見せ頂き、実際に触れて、研究しました。他社の治具や現場を徹底的に見て回ることで、「どんな課題にも提案できる力」を積み上げてきました。

03

「2~3ヶ月」から「2週間」へ

業界標準の納期を覆す2週間という納期は、特別な機械ではなく、若いチームがスピード感のある制作現場を当たり前として育ってきたことで実現しています。

業界標準の納期は2~3ヶ月です。しかし野口製作所は、試作でも量産でも2週間を目安にしてきました。最初は「お客様に怒られないように」と続けてきたことが、いつの間にか野口製作所の当たり前になりました。展示会に出て初めて、「うちは2~3ヶ月かかる」が業界スタンダードだと知りました。では、なぜ、うちでは2週間が可能なのか。それは若いチームが、そのスピードを当たり前として育ってきたからです。

04

「ベテラン職人」から「考える若者」へ

「見て覚えろ」はなし。丁寧に教え、何でも聞ける環境を作ってきた結果、入社2年でリーダーが生まれる組織になっています。

治具産業は、ベテラン職人が腕一本で支えてきた世界です。しかしその職人たちが高齢化し、今、後継者を育てられないまま廃業していっています。野口製作所は15年以上前から、その現実を見据えて動いてきました。若い人材を採り、丁寧に教え、「見て覚えろ」ではなく「何でも聞ける」組織を作る。技術は引き継ぎながら、頑固さは引き継がない。その積み重ねが、今の若くフラットなチームになっています。

05

「経験と勘」から「データと技術」へ

3DCADと3Dプリンターの導入で、金型完成前から治具の準備を進められる。「お客様が困っているなら、何とかできないか」の積み重ねです。

治具の試作は、これまで現物がなければ作ることができないのが常識でした。しかし野口製作所は3DCADと3Dプリンターを導入し、データさえあれば金型完成前から治具の準備を進められるようにしました。「お客様が困っているから、何とかできないか」という発想が、業界でもまだほとんど例のない取り組みにつながっています。

治具がなければ、
日本のものづくりは回りません。

自動車、半導体、家電、航空機ーーーメッキが施されていない工業製品は、ほぼ存在しないのです。そしてメッキ処理には必ず治具が必要です。つまり私たちの仕事は、日本のものづくりの、見えないインフラと言えます。


私が父の会社を継いだ時の会社は、従業員6人、売上は8,000万円前後と小規模ではありました。昔ながらの職人堅気の現場と、すべて手作業による治具づくり。このままでいいのだろうかーーー?しかし、ある時ふと、考えたのです。これからの時代、人の手によるものづくりこそ、かけがえのない価値がある。この会社には、もっともっと伸びしろがあるのでは・・?父の創った「人(職人)」を大切にする現場を基盤に、


そうだ、もっと若手をーーー、若い職人を育てよう。そこで先ず、設備を見直し、若手を採用し、今まで取引のなかった新しい業界の取引先にも営業に出向きました。そして、新しいお客様のところへ行くたびに、治具業界の問題点と課題が見えてきたのです。


「納期が遅すぎる」「提案してくれる治具屋がいない」「相談しても返事が来ない」。業界全体が、長年同じやり方から抜け出せていなかったのです。そこで野口製作所は、先ず、それらから変えることにしました。顧客を積極的に増やし、問題点や課題を聞いて回り、お客様に、仕様の提案ができる組織を作る。若い人たちを育て、スピードと柔軟さを武器にする。その積み重ねが今の会社を作っています。

工場・製品写真

70年の歩み。

金属バケツ屋から始まり、治具専業メーカーへ。時代の変化に押されながら、見様見真似で技術を積み上げてきた会社です。

1950年代後半
金属バケツ製造業として創業。ポリバケツの普及で事業転換、親戚のメッキ屋の一言から治具製造へ。
創業〜
前例のない治具製造を見様見真似でスタート。他社現場への飛び込み研究を繰り返し、10年以上かけて技術を習得。
数十年前〜
家族経営で地道に顧客を拡大。競合が多く、山梨など地方にも積極的に営業。売上は長年8,000万円前後。
約15年前
現社長が入社。設備投資・人材採用・新規営業を本格化。従業員6人から変革がはじまる。
2024年
展示会への出展をスタート。大手企業との直接取引が増加。3DCADと3Dプリンターを導入。
2025年
全国対応、大型案件の対応に向け、長野工場を開設。テフロンコーティング設備の導入、塩ビゾルコーティング設備の拡張。
現在
社員約30名、取引先150社以上。治具産業の日本一を目指して成長中。

日本を代表する企業と、直接取引しています。

展示会への出展をきっかけに、大手企業との直接取引が増えています。

取引先ロゴ
取引先ロゴ

会社概要

社名 株式会社野口製作所
設立 1955年4月
代表取締役 野口 陽一郎
所在地 【本社】
〒166 0013
東京都杉並区堀ノ内2-18-29
TEL (03)3312 1556(代表)
FAX (03)3315 9178

【長野工場】
〒399 4601
長野県上伊那郡箕輪町中箕輪10405
TEL 0265 98 9608
FAX 0265 98 9609
従業員数 29名(全員 正社員)
事業内容 メッキ治具の設計・製造・販売

<営業品目>
鍍金、アルマイト用引掛金具 吹き付け塗装用治具、マスキング治具 電着塗装、真空蒸着用冶具 各種基盤用冶具 洗浄・ベーキング用ステンレスカゴ 特殊チタン加工・溶接 特殊溶接(SUS,チタン、アルミ、鉄など) 各種絶縁樹脂加工
取引先 150社以上(国内)

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